2009年09月13日

最近の読書本 0909-2『赤い指』

久しぶりに東野さんの文庫新刊が出ていたので。
東野作品でおなじみの刑事加賀恭一郎シリーズ。

嫁と姑は仲が悪かったが、独り身になった上、足が不自由になった母を見て主人公は母との同居を決意する。

当然嫁と母の関係は変わらず家には不穏な空気が漂い、そのせいかのちに母は痴呆となり、息子は学校でいじめに会い父との仲は希薄になっていった。

そんなある日息子が重大な事件を起こしてしまう。


仕事の忙しさもあって家庭のごたごたに背を向けていた主人公は突如の事に困惑するも、妻の言葉に押されて息子の犯した事件の隠蔽工作を目論む。


この事件捜査を担当した加賀とペアを組んだのは加賀の従弟であり、加賀と疎遠になっている実父の世話をみてくれている松宮。
この2人と父親の微妙な絡みも含め、家族とは?とりわけ親子とは?を問う小説でもあると思う。

そういう意味で考えさせられるところはあるが、東野小説としては仕掛け等いかんせん面白味に欠ける印象だった。
★★☆☆☆


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2009年09月04日

最近の読書本 0909-1『クローズド・ノート』

タイトルの雰囲気から勝手にミステリー系小説?と思って読み始めた。

が、実際は若い学生が主人公のちょい恋愛ネタが絡んだ小説。
アラフォーおやじには似合わない本、、と思っていたも、読み進めるうちにだんだんとはまり、最後にはしっかり感動した。


自分の住む部屋に残されていた前住人の日記を見つけた主人公。
やがてその日記に感化され。主人公の考え方と行動に微妙な影響を与え始める。

★★★★☆



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2009年08月24日

最近の読書本 0908-1『終末のフール』

3年後に隕石が落ちて世界は滅亡する。
という状況下、とある団地住人のそれぞれの生活。

一度パニックを乗り越えた後の世界ということもあり、人々は皆どこかひどく冷静でいて残りの人生を如何に過ごすかを真剣に考え、今を生きている。

現実を認識し、覚悟を決めた上で、「じゃあどうしようかなぁ」って感じ。


世界の終わりなのになんだかのほほーんと肩の力を抜いて読める作品。
「冬眠のガール」「深海のポール」など韻を踏んだ章タイトルものほほん感にひと役買ってる感じで良いです。

★★★☆☆


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2009年08月02日

Mac G4 MDDとの別れ、、

先週のとある日の朝、G4 MDDの電源を入れようとしたらうんともすんとも言わない、、。

これって3,4年前に起きた症状再びだった上、最近、会社のG4 QuickSilverでも1台同じ症状に見舞われたこともあって、なんだかすごく冷静に「とうとうか…」と。

また電源BOXが逝ってしまったようだ。

さて、どうしたものか。
再び、電源ボックスを取り寄せて再起を図るか否か…。


幸い、1年前に購入したMacBookをメインとする作業、iTunes、DTP系アプリの移行と整備は終えていたのでさほどの問題はないが、まだまだ需要のあるクラシック環境でのDTP業務には差し支える。

とはいえクラシック環境のメイン機は実家側にあるQuikcSilverだから、自室で作業ができないという不便を除けばどうということはない。


ということで、これを機にOS9とともにMDDと決別することにした。

思えばクラッシック環境の単独起動ができる同機の生産終了がアナウンスされて駆け込み購入してから5年ほどだが、何かと問題の多いマシンだった。
騒音、メモリの不具合、DVDドライブも一度交換している上、今回で2度目となる電源ユニットのもろさ、、。

それだけにこれまで使ってきたどのMacより多くの手間をかけたし、愛着も強い。

中身のHDD等は有効利用した上で筐体はこれまでのマシン同様にコレクションとしてとっておこう。
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2009年07月02日

最近の読書本 0907-1『僕のなかの壊れていな

白石さんの作品はどれも感動的で、軸になっている部分が重く生半可な気持ちで読んでいられない。

それだけにちょっと気持ちが迷い、落ちているときに読むのに相応しい。

そんな訳で久しぶりに、彼の著書をとってみることに。


幼少の頃の経験をきっかけに「生きる」ことの価値を見いだせずにいる論理的思考すぎる主人公目線の物語。



それゆえ、何事に対してもネガティブ、というよりは勝手きままにドライを気取っている主人公には結局最後まで好きになれなかった。


だからといってそれが小説の評価につながるものではなく、主人公を取り囲む周囲の人々、途中描かれる主人公の本音から、主人公は自らがそういうもの(性格)がゆえ絶対的な真理でないというところを認めている。


重いテーマの上良い心証を抱くことのない主人公なのに、何故だか心穏やかに、冷静な気分になれた一冊。

★★★★☆



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2009年06月13日

最近の読書本 0906-2『遊戯』

藤原伊織さんが一昨年亡くなったことで連載がストップしてしまった未完の作品。

伊織さんならではの広告業界の話が絡むことはお約束。

謎の男の正体が結局分からずじまい。

これまでのストーリーを元にイマジネーションを働かせてゆかねばならない。

★★★☆☆



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2009年06月09日

DTPエキスパート更新試験合格!

遅ればせながら先週半ばに合格通知と新しい認証カードが届いた。

平均点より−1点で合格。

まぁ受かればそれで良い。

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2009年06月08日

最近の読書本 0906-1『1Q84』

発売前から話題の村上春樹さんの長編作品。

スポーツジムのインストラクターをしつつある裏の仕事をする長身の女性「青空」と、予備校の数学講師をしながら小説を書いている「天吾」(彼も長身、筋肉質)の話が交互に語られる。

この一見、全く関係のない話がやがて収束してゆくスタイルは過去の氏の作品「海辺のカフカ」や「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に見られたものだ。


「青豆」はある日、(裏の)仕事に向かうタクシーで渋滞に巻き込まれたことからとった行動により一見、普通の世界でありながらもどこか違和感を感じる「月がふたつある世界」に紛れ込む。


「天吾」は知り合い編集者からの依頼で受けた小説新人賞候補の下読みで、なんとも奇妙に惹かれる作品に出会い、流れでこの小説の手直しをすることになり、この原作者である17歳女子高生「ふかえり」と出会う。


これらがきっかけとなり、二人はやがて不思議なトラブルに巻き込まれてゆく…。

★★★★☆





↓ ネタバレ感想
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2009年05月20日

最近の読書本 0905-2『庭師〜ブラック・ガーデナー』




ああ、ホラー小説だったのね、、と後半になってから気づいた。

途中から急にオカルト話になりやたら人が死ぬ展開に。

最後のドタバタはもう狂乱状態。

これだけ身近な人が多く(ほとんど?)殺されたにも関わらず、まともなはずの主人公は最後、すごく冷静にひどい目にあったなぁ的に軽く悔いているだけ??


こういった狂気じみた展開は好きじゃない上、結末も??だったので星ひとつ。

★☆☆☆☆
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2009年05月19日

最近の読書本 0905-1『あの日にドライブ』



タクシードライバーである主人公牧村 43歳。
少し前までは都市銀行員であったが、ちょっとしたことが原因で今の職に就くことに。

タクシードライバーとなってからの成績は今ひとつ。
自らを悔い、周囲には不満ばかり抱いていた。

そんな後悔の中、いつしかこれまでの自分を懐かしみ、人生のやり直しを夢想するように。


と、SFの世界に入り込むような流れもそうはならず、全うなリアル小説として話は進んでゆきます。


そうだよな。現実をきちんと受け止めて。

考え方を改めて。

そうすれば…。


自分の現状において共感を抱き、反省と希望をもたらされた作品でした。

★★★★☆
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