2009年10月04日

最近の読書本 0910-1『行方不明者』

埼玉県蓮田市で謎の一家失踪事件が起きた。
朝食の準備がされたままの状況で一家4人が突如喪失。

その近所では数年前に同じ家族構成の一家惨殺事件が起きている。

そしてこの失踪事件とほぼ時期を同じくして同じ埼玉県は戸田市で連続通り魔事件が起こる。

これらの事件の関わりは?

話は蓮田の事件を追う女性(だんなが作家)と戸田の事件の犯人らしき人物をつける男性作家の視点で交互に続く。

ヒントは序盤に書かれたどちらの視点でもない状況話。
この答えは終盤の最後に。

なるほど、同じ家族構成の2つの事件。
一体どちらのことをいっているのか分からない。

謎解き小説としては星4つ。
トータルしては
★★★☆☆


ーーーーーーーーーーーーーーー
↓ネタバレ感想↓


ありがちな、都合の良い同業者(小説家)登場ですでにちょっと冷め気味な…であったっが、ここには目をつむり読んでゆくと、謎が解けない展開に純粋に楽しめた。

メインの蓮田失踪事件の行方。女装をした男性の正体。そしてこれら二つは一体どこでどう繋がってゆくのか。


終盤の種明かしが始まる頃まではそんなところで良かった。

が、その種が一部ちょっと無理くりな感じで、、。

何で失踪事件の父親は見ず知らずで勝手に家に上がり込んできた男(戸田の事件を追っていたまだ売れていない小説家)を笑顔で招き入れたのか?

これはもちろん、序盤で語られているシーンと思わせるためなのだろうけど。

で、最後の最後にこの小説家の母親がここで初めて顔を出し、この小説の大事な肝部分を握ることに、、。

ここが最も、これまで高まってきた気持ちを萎えさせる要因になった。


さらに言えば結局蓮田の事件を追っていた女性は、最後危うい状況に追い込まれるも特にこれら事件に対して深い関わりもなく、ただこうした事件を追う性分である理由を言い訳のようにほんのちょろっと語られているにすぎない。

このだんなというのも??な感じだったし。
恐らく、前半では彼女のだんなが戸田の小説家と思わせるためにだんなは小説家と振っているだけなのだろうか。

と、非難ばかりのネタバレ感想になったがそれだけオチがかっかりだったということ。

単に謎解き小説と割り切って読めば充分に楽しめる作品です!
posted by NOM at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。